〜 家から出られなくなった息子さんの話 〜

(2013/11)

30代の息子さんが引っ越しをしてから、部屋から出られないことが多いというご相談でご両親がこられました。

ご両親の住む実家から一時間ほど離れたところへ、会社に近いということで息子さんが部屋を借りたのですが、1ヶ月くらいで、会社も休みがちになって、部屋から出るのもつらいとのこと。 病院にも連れていかれたそうですが、体は異常なし、精神的にも問題がないといわれたそうです。強いていえば「うつ」かもしれないといわれたくらいだったのです。

息子さんの部屋を霊査すると、重苦しく動きづらい感じが伝わり、霊が集まっている姿が見えます。 ご両親とともに、息子さんの部屋に出張に伺いましたが、部屋に入る前に突然息苦しさを感じ、足は重たく鉛がのっかっているようでした それを息子さんにお話すると「そうです苦しくて重たくて、気力がなくなってどうしようもないです。仕事もしたいのですが、いつもの元気とガンバリがまったく出てこない・・・精神的にも落ち込んでいるわけでもないのですが、なんだか自分じゃないなあ・・」ということです。

部屋の霊査に入ると、霊的なざわめきが音を立てるように感じられます。 相当な数の霊の姿と陰だけの気配もあります。 この部屋のあるマンションが建つ前は農家の大きな家があったそうですが、それ以前のことを霊査すると、大勢が埋められてきた共同墓地のようなところのようでした。 墓地だったことが悪いのではなく、戦いや病死をした人たちの無縁墓地のようでもあり、供養された気配もありません。

しばらく霊とやりとりをして供養をして清め浄霊していきました。 すると息子さんの顔も晴れやかに、重さもとれてきて笑顔も出てきました。 「引っ越した方がよいでしょうか?」と聞かれましたが、ご縁もありますから、半年か一ほどお清めをご自分で続けてから引っ越しをされた方がよいとお伝えしたのです。その後は息子さんは元気に会社に行かれて、ご実家とも行き来をしておられるそうです。

霊を救う縁もあります。無事に終えたら次のよい縁と出会いがつながってきます。 すべてのところに過去の歴史があります。 人生を全うできた人、思いが残ってしまった人。喜怒哀楽を土地の過去は記憶しています。 ご縁があって住まうところは大切に思い感謝。昔のことなどわからいことばかりですが、そのためには古くから土地を守って住民の支えになってきた、住いの近くの氏神様へご挨拶も大事です。