〜 会社にいる霊 〜

(2017/5)

Aさんが勤める工場の倉庫で、社員の有名なうわさ話しで、「倉庫で着物を着た女性の霊が現れると」いう噂があった。

今までに何人も従業員が目撃したということでした。Aさんは入社して2年で、その倉庫の担当になり、深夜まで忙しかった倉庫での作業中に女性の声で「頑張ってー」と声をかけられて、倉庫に誰もいないと思いながら声のほうを振り向いてみると、着物を着た女性がス〜っと消えていった。

ただこのAさんは、霊感があって、もともと霊を視たりすることになれていたので、怖がることもなくその霊が消えていった方に向かって手を合わせて、後日お参りなども行ったのです。

ある日、作業中に山積みしてあった。ダンボールが荷崩れをおこし、数個がAさんの顔のほうに飛んできたそうです。

「そのときに大きな体(霊)が目の前に現れて飛んできた荷物を跳ね返したのです。 段ボールといっても、一個が何10キロもあるその荷物に直撃されていたら生きていなかったかもしれない・・・ そうとしか表現できないし、自分を守ってくれたのを感じました」

一緒にいた同僚は、霊は見えていなくても、「あの重い荷物がいきなり角度を変えて落ちたのが不思議だ」と言っていたそうです。

そのお話を伺っていると、着物を着た女性が微笑んでいるのを感じましたので、お参りに行ってくれたAさんに感謝しているのと、そのAさんが危ないところをこの霊が助けてくれたのです。

この地域はもともと海で、埋め立てられたところでしたが、海ぎわに昔は、供養塔が建てられていたりした場所です。今ではすっかり工場ばかりで、だれも供養することもなく、昔の面影はありませんが、霊的な存在はまだ残っていたのです。

Aさんのように手を合わせたり、霊のためにお参りに行こうという気持ちが、Aさんを助けてくれる力にもなってくれたのです。

祈りはこころをつなぐことでもあります。